ハウス イン カミフ 2010年 所在地北海道空知郡上富良野町 用 途住宅 構 造木造2階建 規 模90.80㎡ 上富良野の住宅街、タンポポが咲き乱れる約200坪の敷地に、夫婦と子供4人が暮らす住宅を設計した。 夫婦の仕事は、南西に隣接する一軒屋のお蕎麦屋。 夫は早朝から夜まで働き、妻はお店の手伝いをしながら4人の男の子の世話をする。 子供たちは、学校から帰ると、お店と一軒はさんだ隣に建つ祖父母の家を行ったり来たりして、毎日が慌しくにぎやかな日々。 その子供たちの動きをなぞるかのように、かつ受け止めるかのような形状で建物を配置している。 暮らしの中で大切にしたいことは、家族みんなが集まることができる朝食の時間や、子供たちが元気に過ごしている姿を見ながら、効率良く家事をこなしたいことと、ちゃんと大人が楽しめる家にしたいということだった。 そのためには、この家の拠点は家族のために働く妻のための生活拠点=家事動線が重要と考え、使いやすさと気持ちよくこなせる豊かな空間として家の中心にそれを配置して、家族が集まるリビングダイニングや合宿所のような2層の子供部屋を、両端に扇状に連ねた。 また、角度を少し振ることで各部屋を見通すことができ、しかも子供達が行き来する外の気配を受け止めるような、家族を優しく見守る家になった。 多角形屋根のある家平屋風田舎暮らし自然と一体薪ストーブのある生活
上富良野の住宅街、タンポポが咲き乱れる約200坪の敷地に、夫婦と子供4人が暮らす住宅を設計した。
夫婦の仕事は、南西に隣接する一軒屋のお蕎麦屋。
夫は早朝から夜まで働き、妻はお店の手伝いをしながら4人の男の子の世話をする。
子供たちは、学校から帰ると、お店と一軒はさんだ隣に建つ祖父母の家を行ったり来たりして、毎日が慌しくにぎやかな日々。
その子供たちの動きをなぞるかのように、かつ受け止めるかのような形状で建物を配置している。
暮らしの中で大切にしたいことは、家族みんなが集まることができる朝食の時間や、子供たちが元気に過ごしている姿を見ながら、効率良く家事をこなしたいことと、ちゃんと大人が楽しめる家にしたいということだった。
そのためには、この家の拠点は家族のために働く妻のための生活拠点=家事動線が重要と考え、使いやすさと気持ちよくこなせる豊かな空間として家の中心にそれを配置して、家族が集まるリビングダイニングや合宿所のような2層の子供部屋を、両端に扇状に連ねた。
また、角度を少し振ることで各部屋を見通すことができ、しかも子供達が行き来する外の気配を受け止めるような、家族を優しく見守る家になった。