盛岡のお話①

年に一度くらいは、旅にでかけたいよなあ~~。

今は地方の現場もないし、那須のプロジェクトも諸事情で頓挫してしまったので、結局那須へ行ったのは2回止り。。。
旅行なんていつ以来行ってないのかしら・・・?

台湾も行こう行こうと思っているうちに、不穏な空気が漂ってきたし。。。
やっぱり国内旅行じゃない?と考え直し、 広島?京都?倉敷?猫のいっぱいいる島?
自分達はいったいどこへ行きたいのか・・・。
色々考えているうちに相方が『北のクラフトフェア』というイベントを探してきた。開催地は岩手県盛岡市。
なぜに盛岡・・・?

全国から色んな陶芸、木工、織物、漆器などの作家さんが集まるイベントなんですけど、面白そう。
三谷龍二さんとか、ミナペルホネンの皆川明さんが絡んでるイベントなので絶対面白そう。
でもなぜに盛岡なのか。。。。

そうこうしているうちに定期的にLIXILから送られてくる『LIXIL eye』が盛岡特集を始めてしまった。
https://www.biz-lixil.com/column/lixileye/no031/

まあ、この情報誌が最終的に盛岡へ行く決定打になったのでありますが、それにしてもなぜ盛岡なのだ・・・?
表紙にある「葛西萬司」さんは東京駅を設計した、かの「辰野金吾」さんの右腕的な人で、故郷の盛岡でいくつかの建築物を辰野さんと一緒に設計した人との事。

学生の頃、建築史の授業は大好きだった私もさすがに葛西萬司は知らないですが、表紙になっているレンガ作りの建物が『旧盛岡銀行』です。
盛岡と言えばこれみたいですね。実際見ごたえたっぷりでした。
イベントの会場もここのすぐそば。

この情報誌によるとなんとニューヨークタイムズ紙が2023年に、行くべき旅行先として盛岡市を選定していて、「市街地は街歩きにとても適している。大正時代に建てられた西洋と東洋の建築美が融合した建造物、・・・・蛇行して流れる川などの素材にあふれる」と紹介したそうです。

実際行ってみると3~4時間あれば大体主要な見るべきところは周れて、歩いて見て周るにはとてもいい街。

ということでここからはプチ旅行記となります。

まずは、盛岡で唯一見た猫ちゃんです。

このサビサビらせん階段のある古屋は北上川という川に面した場所にあるんですが、この対岸の細長い緑地帯にとても興味深い公園スペースがあります。
『木伏(きっぷし)』と言うんですが、カフェやショップ、芝生の広場、キャップやバーベキューもできるらしいです。
https://kippushi.jp/index.html

コンテナを積み上げたショップたち、一部公衆トイレや更衣室もあるそう。
到着した日が平日の昼間だったため閑散としていましたが、夜や週末には賑わっているのだろうと思いたい。。。
上にリンク張ったサイトを見るとかなり楽しそうなんですが。。。
いいスペースだと思います。札幌でもこういうの出来ないのかな?

まずは初回はここまで。

つづく~~。。

(お)