事務所のスピーカー事情①

私達の事務所では、朝から晩まで1日中音楽が流れています。
音楽が無いと仕事ができません。無理です。(特に私がですけど。。。)

普段よくBGMとして流しておく音楽はジャズが多くて、ピアノトリオとかギターのデュオとか軽い感じの物を古いものから新しいものまでいろいろ聴いています。
ただし夜になると、電話もかかって来ないのでボリュームを上げてがんがんロックを聴くこともあります。CDはジャズが約600枚、クラシックが約200枚、ロックが約400枚ほど所有しています。

ここからはm+oのオーディオ遍歴になるのですが、2004年に宮の森の下町でm+oを始めたときは小さなミニコンポを使っていました。
2~3年が過ぎたでしょうか。間もなくオーディオマニアでとてもお世話になっている(M先生)から、真空管アンプとスピーカーのセットを譲り受けました。
どうやらこの世の中では、音楽好きであることを色んなところで言いふらしていると、それにまつわる何かが集まってくるようなのです。。。。(笑)

↑写真は旧m+o宮の森事務所。
JBLのL46という1980年代に作られたスピーカーです。

↑そして、どなたかがハンドメイドで作り上げた真空管アンプ。ロシア製の真空管が取付いていてこれがよくトラブルを起こしました。。。
スピーカーは中古だし、アンプはDIYだし、実はちょっと大丈夫なんだろうか?と半信半疑だったのですが、このセットほんとに良い音だったんですよ。ジャズを聴くとホントにはまります。
スピーカーを床置きしていたせいか、サックスの音なんか倍増されてとても生っぽく生き生きしてました。(つい最近まで使っていました。)

で、2013年に発寒の新事務所へ引っ越したわけですが、ここは小さな事務所なので置き場所が限られています。
設置場所は最上階のトイレの上の空きスペース。

まあ、きっちりはまっていますね。
見た目はとてもよろしい。でも何となくこの事務所へ移って来てから、以前のような抜けのいい音が出なくなったような気がしてます。

ここから試行錯誤の日々です。
CDプレーヤーを買い替えたり、アースを工夫してみたり、電源を抜き差ししてみたり、真空管を入れ換えたり、、、でも以前のような音が出てないよなーー。。。なんて思ったり。
そうこうしているうちに月日は流れ、とうとうアンプから発生するノイズが収まらなくなり、もう我慢ならん!!
という状態になってしまいました。
修理に出すか?買い替えるか?という事態になってしまったので、ここはもう原点にもどり(M先生)に相談するしかないか?ということで久しぶりにメールを打ったのでありました。

先生の反応は早かった。「ちょっと考えさせてください」と返事か送られてきた2日後くらいに、写真が送られてきました。
そして急展開!次の日に現物がやって来た!

幅が小さくなった分、奥行が広いんですけど何とか棚の上には置けまして、早速つないで音を出してみると、なんと何とこれまたいい音。
今まで何を聴いていたのか?というくらい低音が増し増しになり、もちろんブーンというノイズは聴こえない。
静寂の中からベースが浮かび上がります。
ピアノの音も厚みが増してどっしり。

何といっても側面のウッドパネルがたまらんですわ。
トライオードのVP-mini88という機種で25年ほど前に発売されたものを(M先生)はほとんど使わないで所有していたもので、いわゆるデッドストック物。。。(こういうモノを使わないでずっと所有している所がいかにもマニアですね。。。)
購入を即決しまして(実は5万円しませんでした。。。安!)、そこから聴きまくりの日々です。

それが去年の10月の出来事でした。。。。
つづく。。。
興味ない方はスルーで。。。

(お)

(最近分かったことですが、やはりスピーカーをこんな棚のような狭い場所に設置するのは音的にはあまり良くないようです。。。見た目は良いけどね。。)