撮ってみた。使ってみた。
つづきもマニアックなので、スルーしてもらって結構です・・・。
Leica M8.2にコシナフォクトレンダー40㎜F1.4を装着して撮ってみました。
ファインダーはとても明るく、その中にブライトフレームと呼ばれる撮影範囲が白く表示されます。
どの範囲を切り取るか毎回考えますし、何よりもピント合わせが毎度緊張します。
(このピント合わせが独特で、2重の像を合致させる方法なんですよ。)
初日くらいに撮った写真。
マニュアルフォーカスなんで、手前の本棚に間違ってピントが合うなんてことはないし、自分が合わせたいポイントに自由にピント合わせができるのがいい。
何といってもファインダーがメッチャ明るいので、2重の像を合わせるというピント合わせの作業がとても心地よい。
これはわが家のマロちゃん。
かなり開放に近い絞りなので、どこにピントが合ってるのか分かんない。。。開放にしたときにとろりーんとした感じになるのがこのレンズの特徴。下もそうです。
これはアルネの写真。
少し絞ると輪郭はしっかり、奥は良い感じでぼやける。(こういうのが撮れるとホント楽しい。。。。)
ところで何で初日に撮ったときにレンズキャップを外し忘れたかっていうと、それはファインダーから見える映像が、レンズを通して見える映像と別だからです。別系統です。なので、キャップが付いていても一見分かりません。明るいファインダーには前方の景色がバッチリ見えているのです。シャッターを切ってもずーっと見えたままなのです。
さて、このleica M8.2はちょっと問題ありのカメラらしく、ローパスフィルターというものが装備されておりません。それで独特の生々しい描写になるんだと思うんですけど、それと同時に赤外線と紫外線をカットするフィルターが一応ついているらしいんですけど、そいつがかなりのポンコツらしく、別でフィルターを購入して取付けなくてはなりません。
これを付けないとどうなるかというと、暗い所で撮影したときとかに黒いものが紫がかって映ってしまったりするのです。
上の写真の男性の後ろ姿。黒い服だったのですが確かに紫がかってますね。(in バンビーノ)
で、フィルター探しの旅が始まる訳です。。。
ライカの純正は高価(3万円も!!)。しかももう売ってません。。。
発売当初はアメリカでクレームの嵐になり無料でフィルターを配ったそうですが・・・。
私の使っているレンズ径が43㎜、それに合う紫外線/赤外線カットフィルター(UV/IRフィルター)を探したんですけど、径が中途半端なのか色々検索してもほとんど出てこないんですよね。。。あっても2万円くらいするし、もっと安いの無いのかね????
ストラップを探したりフィルターを探したり、自分だけのカメラに仕上げていく作業が実に楽しく夜な夜な(でもないけど)ネットで検索に次ぐ検索を繰り返します。
やっと見つけたのが、「セカイモン」という怪しげなサイト。。。
海外商品を個人輸入したいけど、英語が苦手でちょっとねえーーー的な日本人にぴったりのサイト。
そこでドイツのheiopenというメーカーのフィルターを見つけました。価格は8000円程度。それに手数料や運賃が加算されても1万円ちょっと。これならいいかとポチッと注文して、2~3週間後に到着。なぜか着払いで品物が届いたのは謎だったんですが、まあ良しとします。
これですね。
日本製のレンズにドイツ製のフィルターがぴったりはまった時にはちょっとした感動だったんですけど。
実際、取り付けて撮影してみると、なんかパッとしないなあ。。。無い方が写真が生き生きしてる感じがする。
なので、しばらくは無しで使ってみることに。。。
絞り5.7で撮るとこんな感じで結構シャープ。
こちらは一瞬モノクロモードで撮影してしまったのかと思うくらい、モノトーンな感じになりました。
楽すイ~~~!
このブログまだ続くんですよーーー。
(お)