話せば長いんですけど、どこまで詳細に書くべきか。。。
今進めている平屋建ての住宅のお話です。
場所は池田町。

元々はこの写真の古屋をリノベーションする計画でした。
かわいらしい小さな家。（12坪弱！）この佇まい。なかなかいいなあと思っていたんですよね。。。

基礎高になっていて、その部分が半地下のような天井の低い倉庫でした。
寄棟のようなちょっと変わった形状の屋根が特徴的で、階高を設定し直してあげたら「2階建にリノベできるのでは」？！
これがこの計画のスタートでした。

去年の6月ごろにもこのブログに載せましたが、模型写真をどうぞ。

・もともとの1階の床レベルを少し上昇させる。→つまり解体して床を作り直す。
・もともとの小屋組みを残して天井を解体して、断熱ラインを屋根レベルに上げる事で2階の天井高さを確保。
→これで何とか2階建てに改造することができたんですが、かなりの大工事。。。。もちろん全体的な断熱改修も行う。。。
模型を覗いても、図面を見ても、やはりかなりの大工事。。。
予算に合うかね・・・・。
・その他若干の増築と車庫新築もやります。

完成したら結構面白いプロジェクトだったんですけど、やはり見積を取るとかなりのオーバーになりまして、減額に次ぐ減額。
ホントにこのまま進めていいのか？
施主さんにしても私たちにしても迷いが生じてきました。本当にリノベーションでいいのか？？
土地は広いんだし、空き地に小さな家を新築した方がはるかに安上がりでは？

そんな疑念もわいてきまして、結局新築計画へとシフトいたしました。
リノベーションの設計期間は、2018年の8月頃からスタートし新築へシフトしたのが昨年2019年の9月頃だったかな。。
その後いろいろ変更もありまして、結局古屋も解体しまっさらな状態から小さな家を新築する事となったのであります！
キレイに書くとこんな感じ。。。（笑）
とにかく長い時間かけて進めてきました。

で、今こんな感じ。
木造平屋建の土間のある小さな家。
できるだけできるだけシンプルに、家も車庫も１枚屋根ですうっとつながります。

完成は10月頃ですかね。
2年掛のロングランプロジェクトとなっておりますが、張り切って行きたいと思います！

（お）