比布町の家 2014年 所在地北海道上川郡比布町 用 途住宅 構 造木造2階建 敷 地569.78m2 規 模115.98m2 比布町の家(ぴっぷちょうのいえ) 敷地は田舎町に整然と区割りされた住宅街の一角。 比較的ゆったりした広さを持つ敷地の北西には広大な水田が広がり、春には植えたばかりの田んぼの水面に空が移りこみ、夏の終わりには美しく黄金色に染まる。冬は一面の銀世界に変わる。 ここでは、敷地のほぼ中心に矩形の箱を設置し、大屋根をかけ、その下にどれだけ楽しいく回遊性のある空間が出来るかを考えた。 内部は寝室と水廻り(浴室とトイレ)の二つの箱を設置し、その廻りに書斎やキッチン、クローゼットなど配置。『Small Office』で実験済みのパッシブ換気を採用することで、床下空間を有効利用すると共に、それによってできた高低差を利用し、立体的に様々な居場所を作ることができた。 屋根に設けられた四つの天窓からは季節によって様々な角度から陽がふりそそぎ、1年を通して変化する周囲の景色を楽しめる家になったと思う。 いい眺望屋根のある家平屋風白っぽい素材感緑自然と一体
比布町の家(ぴっぷちょうのいえ)
敷地は田舎町に整然と区割りされた住宅街の一角。
比較的ゆったりした広さを持つ敷地の北西には広大な水田が広がり、春には植えたばかりの田んぼの水面に空が移りこみ、夏の終わりには美しく黄金色に染まる。冬は一面の銀世界に変わる。
ここでは、敷地のほぼ中心に矩形の箱を設置し、大屋根をかけ、その下にどれだけ楽しいく回遊性のある空間が出来るかを考えた。
内部は寝室と水廻り(浴室とトイレ)の二つの箱を設置し、その廻りに書斎やキッチン、クローゼットなど配置。『Small Office』で実験済みのパッシブ換気を採用することで、床下空間を有効利用すると共に、それによってできた高低差を利用し、立体的に様々な居場所を作ることができた。
屋根に設けられた四つの天窓からは季節によって様々な角度から陽がふりそそぎ、1年を通して変化する周囲の景色を楽しめる家になったと思う。